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2009'09.18 (Fri)

便利なナノ粒子、人体への影響に専門家が警鐘

【9月17日 AFP】染みの付かない布や食品の味の向上、さらには薬品研究にも活用されるナノ粒子が、人間の健康を脅かす可能性があると、専門家らが16日警鐘を鳴らした。

 消費者団体Consumer Information Associationのスザンヌ・シュタルク(Susanne Stark)氏は、オーストリア・ザルツブルク(Salzburg)で行った講演で、製品がナノ粒子を含むかどうかの表示義務を企業に課すべきだと主張。特に、化粧品と食料品については2012年までに表示を徹底する必要を指摘した。
 
 ナノ粒子は100ナノメートル(1センチメートルの10万分の1)以下の超微粒子で、染みの付かない塗料、なめらかな化粧品や食料品などを作ることができる。商品の消費期限や賞味期限を色を変えることで示すことも可能で、日用品開発に革命をもたらしてきた。

 一方、ナノ粒子が人体に与えるリスクについては、ほとんど明らかになっていない。

 環境衛生を専門とするウィーン(Vienna)のハンス・ペーター・フッター(Hans Peter Hutter)医師は、ナノ粒子が口や鼻、消化器系、皮膚などから体内に入り込み、血管を通じて体中に広がり、胎盤に至ることは疑いないと話す。ただ、粒子がヒトの組織内でどのような作用をもたらすかはほとんど分かっていないという。(c)AFP
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