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2010'08.08 (Sun)

カエルの化石と豊穣の女神

ちょっと気になったニュース。


兵庫県丹波市の白亜紀前期の地層・篠山層群下部層(1億1000万~1億年前)から、カエルの全身骨格化石が見つかった、と県立人と自然の博物館(三田市)が5日、発表した。

 同時代の全身骨格化石は全国初で、世界で13例目。四肢を地面につき、生きていた時の格好のまま化石になっており、池田忠広研究員(31)は「いつ頃から強い跳躍力を持つようになったかなど、カエルの進化過程や当時の生態を探るうえで貴重な資料」としている。

 化石は全長約3センチ。草食恐竜・丹波竜の発掘現場で切り出した岩盤に含まれていた。

高く跳ぶために後ろ脚の骨2本がくっついた頸腓骨(けいひこつ)や、肋骨(ろっこつ)などの特徴から、同博物館は「ムカシガエル亜目」に属する原始的なカエルと判断した。

 7日から9月5日まで同博物館で公開。10月の米国古脊椎(せきつい)動物学会で発表する。

(2010年8月5日23時09分 読売新聞)


これが本当なら、カエルも1億年前から地球にいる種族なんだね~。

1億年前に何か気候変動でもあったのかな。冬眠中に。

カエルにはいつも神秘さを感じる。

と思って調べたら、なんと豊穣の女神につながった。

以下、カエルにまつわるエトセトラ。


【雨鳴き rain call,shower call】
低気圧が近づいたり、雨が降っているときに発する鳴き声。アマガエルが有名。

・貝原益軒の『大和本草』によれば、カエルの名は他の土地に移しても必ず元の所に帰るという性質に由来すると記述されている。

・中国では道教の青蛙神信仰の影響から後ろ脚が一つのガマガエルが縁起物として飾られている場合がある。

・南米のいくつかの地域では、カエルは幸運(特に金運)を招くものと考えられている。

このため、カエルをペットのように飼ったり、カエルの置物を家に飾ったりすることがある。

また、口を開けたカエルの置物に向かってコインを投げ、うまく口の中に入れることを競う遊びも行なわれている。


・西洋においてもカエルは良く親しまれている。

ノーベル賞の授賞式では参加した学生と受賞者がカエルのようにジャンプする「蛙跳び」の儀式があり、これは受賞者のさらなる飛躍を願ってのことである由。

受賞者の参加は自由意思によるが、参加した受賞者には「カエル勲章」が授けられる。


・ヘケト(Heget,Heket,Heqet またはヘカト(Heqat))は、エジプト神話における水の女神。

蛙そのものか、蛙の顔をした女性の姿をしており、多産と復活を司るとされる。

元々古代エジプトにおいて蛙はその姿から胎児の象徴であり、また多くの卵を産むことから多産の象徴でもあった。
(何しろオタマジャクシを描いた象形文字が大きな数である「十万」を意味した程である)。

クヌム神の妻の一人で、彼により創造された人間に命を吹き込む役目を持つと言われる。

後の神話ではイシスのホルス出産を助けたり、ホルスが毒蛇に咬まれた時その治療を行ったとされている。

また、後に小アジア経由で古代ギリシアにも伝わり月と冥界の女神ヘカテーとして信仰されている。

ヘカテーは魔術を司る魔女の守護神とされており、魔女と蛙の関係が深いのはこのためである。




カエルはなんと古代エジプトでは多産・豊穣の水の女神ヘケトとして信仰されていたんですね~。

古代ギリシアでは、月と冥界の女神ヘカテーとして。

あと気になったのは、

・母神イシスの膝に乗った幼児(ホルサイセ・ハルポクラテス)として表現されるものもあり、これはキリスト教における聖母子像の原型とも考えられている。

・イシスは永遠の処女であり、処女のまま神を身ごもったとされ、「天上の聖母」「星の母」「海の母」などさまざまな二つ名を持った。

・イシスがホルスに授乳する様子などが、イエスの母・マリアへの信仰の元になったといわれる。

・女神ヘカテーは、古代ギリシア後代には、3つの体を持ち、松明を持って地獄の猛犬を連れ、夜の十字路や三叉路などなどに現われる妖怪のような存在と見なされるようになった。

古代ギリシアでは、十字路や三叉路は二つの道が交わる場所、即ちあの世とこの世が交わる場所と考えられた。



「十字」や「三叉」って、あの世とこの世が交わる場所という象徴なのでしょうか。


カエルからずいぶんと脱線しましたが、とにかく豊穣の女神の象徴として、カエルは古代から信仰されてきた、ということでまとめておきます。
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07:58  |  歴史・考古学  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  ↑Top

Comment

ALO~HA!

前に蜂と豊穣の女神をつなげて考えたけれど、カエルもそうですね。。。そうそう、豚も豊穣の女神とつなげられることがあるんですよ。。。

クヌム神も、考えてみたら、日本のクヌト神とかクナト神と呼ばれる神(縄文の神?)の名前によく似ていますね。。。

>「十字」や「三叉」って、あの世とこの世が交わる場所という象徴なのでしょうか。
そうじゃないかと思います。少なくとも十字(交差点)はそういう考えです。日本では「峠」とか「辻」とかに特別な信仰というか賽の神やお地蔵様が置かれたりするんです。「峠」とか「辻」とかにこれは日本で作られた、国字だから、中国にはこの字はないんですよね。。。
ひろみ | 2010年08月08日(日) 17:12 | URL | コメント編集

Aloha!

蜂も大量に消滅?して世界をにぎわしましたね。

豚も多産ですから豊穣のイメージがあるのは、わかる気がします。
豚も口蹄疫で大量にあやめられてしまいました。

カエルも、【ギリシャ北部で2010年5/26日、高速道をカエルの大群が覆いつくし、 2時間に渡って道路が封鎖される騒ぎが起きた。
 セサロニキ交通警察によると、セサロニキ郊外ランガダスで、
「数百万匹」のカエルが高速道路の舗装された路面を覆ったという。 】
だそうで、何かおかしい。

ある見方では、豊穣の女神に意図的に対抗している勢力がいる、とでもいえるでしょうか。
ちょっと考えすぎかな~。


クヌム神と縄文の神、気になりますね。
それに辻。
ああ、日本でもT字路に魔よけの石がありますね。
近所にもけっこうあります。

そういう交差する場所にたいする厄除けのような風習って、東西にあるんですね。

ご先祖達は、見えないエネルギーを敏感に察知していたんでしょうかね。
慈魁 | 2010年08月10日(火) 07:11 | URL | コメント編集

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